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大会のみどころ
2008年度(第41回)世界ジュニアゴルフ選手権
世界最大規模のジュニアゴルフ競技

世界ジュニアゴルフ選手権は1968年(昭和43年)に第1回大会が開かれ、米国内20州及び6カ国から合計475人が出場しジュニアゴルファー世界一の座を争いました。本選手権は回数を重ねるごとに規模が拡大し、現在では毎年800人(30〜35カ国からの外国人選手を含む)が参加する世界最大級のジュニアゴルフ大会に成長しています。歴代優勝者には、現在、世界で活躍するプロゴルファーが名を連ねています。

タイガーウッズはジュニア時代に出場した本選手権で6回(8,9,12,13,14,15歳)の優勝を数えています。また、アーニー・エルスやフィル・ミケルソンなど現在のアメリカプロゴルフツアーで活躍する多くの選手も本選手権の優勝経験者です。

日本人では、98年の弘井太郎をはじめ、田中泰二郎、米倉和良、市原建彦、吉田希美代、池田勇太、若林舞衣子、宮里美香の8人が優勝しています。
本年度の代表選手
男子チーム

伊藤慎吾 黒宮幹仁 森本 雄
本年度の男子代表は、JGAチームジャパン・ジュニアメンバーの伊藤慎吾、黒宮幹仁、 森本雄の3人を選考しました。
2年連続で同メンバーとなっている伊藤は、先のネイバーズトロフィーチーム選手権で選考合宿を勝ち抜き、自身初の国際競技出場を果たしました。体力トレーニングの効果で筋力アップした伊藤の魅力は、平均飛距離280ヤードのドライバーショットです。黒宮と森本は本年同メンバー入りを果たし、5月にはオーストラリアンアマチュアゴルフ選手権に個人参加しました。同選手権では惜しくもマッチプレー進出はなりませんでしたが、同国のトップアマチュアとの争いを経験し、一皮剥けた感があります。黒宮は昨年の日本ジュニア5位タイ、森本も昨年の高校選手権春季大会優勝と同世代を代表する選手なだけに、世界ジュニアでの活躍が期待されます。
女子チーム

酒井美紀 森 美穂 青木瀬令奈
本年度の女子代表は、酒井美紀と森美穂のJGAナショナルチームメンバーと、JGAチームジャパン・ジュニアメンバーの青木瀬令奈の3名となりました。
酒井は昨年、日本女子アマで準優勝、日本ジュニア2位の好成績を残しています。本年も全日本女子パブリック選手権2位と好調を維持しており、自身初の国際競技となる世界ジュニアでも安定したプレーでチームの牽引役としての活躍が期待されます。森は、本年悲願のナショナルチームメンバー入りを果たしました。身長157センチと小柄ながら、安定したショットでスコアメイクをするオールラウンドプレーヤーです。本年も中部女子アマを制するなど、その実力のほどは証明済みです。JGAチームジャパン・ジュニアから抜擢された青木も、成長著しい期待の選手です。同メンバー2年目の本年は、関東女子ゴルフ選手権2位、全日本女子パブリック選手権では、酒井を下し優勝と一気にその才能を開花させました。得意のアプローチが、難コースのトーリーパインズGCで通用するのか注目です。
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