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2010年度(第75回) 日本オープンゴルフ選手権競技
2010年10月14日〜10月17日 愛知カンツリー倶楽部 参加者数:121名 アマチュア:21名 |
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伏兵H・リーが-6で単独首位。好調な藤田寛之が1打差の2位につける |
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ハン・リー |
藤田 寛之 |
この年16試合に出場し半分で予選落ちを喫してきたH・リーが6バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで単独首位に立った。
昨年の日本オープンでも2日目を終えて首位タイに立つなど毎年秋口から調子が上がり始めるリー。本来、豪快なドライバーショットでアドバンテージを奪う攻撃的なプレースタイルが持ち味だが、この日はパッティングが好調だった。1打差の2位につけた藤田寛之もパッティングが好調。「グリーンまでの道程は、納得がいかない」と不満を漏らすが、12番でチップインイーグルを奪うなど、1イーグル・5バーディ・2ボギーとベテランらしい堅調なプレーだった。
最年少優勝記録更新の期待がかかる石川遼は、10、11番の連続ボギーがあったものの-3。直前のアジアアマチュア選手権優勝で一躍時の人となったアマチュアの松山英樹は、同年代で様々な記録を塗り替えてきた石川と同組でのプレーにも動じることなく、5バーディ・2ボギーの68で石川とともに4位タイと好スタートを切った。
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藤田とリーが通算-9で首位タイ。2打差の3位と松山の健闘が続く |
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首位でスタートしたリーが6バーディ・3ボギーの68で通算-9にスコアを伸ばすと、1打差2位スタートの藤田も11番からの3連続を含む5バーディ・1ボギーの67をマーク。お互い一歩も譲らない見事なプレーで通算-9で首位タイに並んだ。
この日、注目を集めたのは4位タイスタートのアマチュア、松山だった。松山は前半で2つスコアを伸ばすと、後半も3バーディ・1ボギー。この日67でホールアウトし、通算-7で2打差の3位につけている。石川は、6バーディ・5ボギーと乱調なプレーながらもスコアを1つ伸ばし通算-4で5位。
なお、この日カットが行われ、1999年大会以来の日本オープン出場を果たした丸山茂樹、特別承認で出場した尾崎将司はともに後半のラウンドへの進出はならなかった。 |
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通算-10で藤田が初優勝に王手をかける。松山も3打差の4位で逆転優勝に望みをつなぐ |
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藤田 寛之 |
武藤 俊憲 |
首位タイで最終組でプレーした藤田とリーは、ともにバーディとボギーが交互の訪れるもどかしい展開に。重々しい空気を振り払ったのは藤田だった。
12番のバーディーで1つスコアを伸ばしてホールアウトした藤田が通算-10の単独首位に立ち、悲願の日本オープン初優勝に王手をかけた。こう着状態の上位陣の中でスコアを伸ばしたのは、武藤俊憲。武藤は5バーディ・2ボギーの68で1打差の2位に浮上。リーはひとつスコアを落として3位に後退した。
善戦が続く松山は、この日もイーブンパーと粘りのプレーで首位と3打差の4位。第1回大会以来となるアマチュア優勝に望みをつなげた。石川は、好調なティーショットと裏腹に勝負どころでのパットを決めきれず、金庚泰に続いての通算-5の6位で第3Rを終えた。 |
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