日本女子オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
2011年大会ハイライト
大会の歴史
歴代優勝者
過去の大会
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
(財)上月スポーツ・教育財団
日本女子オープンは、(財)上月スポーツ・
教育財団の助成を受けています。
Championship Highlight 2011
2011年大会ハイライト
2011年度(第44回) 日本女子オープンゴルフ選手権競技
2011年9月29日〜10月2日 名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース 参加者数:108名 アマチュア:20名
1st Round
宮里美香がイーブンパーで首位タイ発進。大会連覇に好スタートを切る。
李 知姫 宮里 美香
李 知姫 宮里 美香
毎年5月に男子ツアー競技の中日クラウンズが開催される名古屋ゴルフ倶楽部が2011年大会の舞台となった。
石川遼が58の世界最少ストロークを記録した同倶楽部だが、快晴微風の絶好のコンディションであっても、日本女子オープン用にセッティングされた狭いフェアウェイと深いラフ。硬く絞まったグリーンに各選手が苦しめられ、5人が並ぶ首位のスコアはイーブンパーとなった。

その首位タイの中の1人に史上2人目の大会連覇を狙う宮里美香がいる。宮里美香は、4バーディ・4ボギーと安定したプレーでこの年プロ初優勝を果たした金田久美子、2008年大会優勝の李知姫、全美貞、テレサ・ルーとともに好スタートを切った。1打差の6位タイには2010年日本女子プロ選手権覇者の藤田幸希、公式戦初優勝を狙う有村智恵ら4人がつけている。
2005年大会以来の優勝を目指す宮里藍は、5バーディ・7ボギーの出入りの激しい内容で2オーバーパー、アン・ソンジュらとともに10位タイで第1ラウンドを終えた。

2nd Round
宮里美香が通算1オーバーパーで単独首位に。大会連覇に大きく近づく。
馬場 ゆかり 宮里 美香
馬場 ゆかり 宮里 美香
イーブンパー首位タイでスタートした宮里美香。
この日はピンチの連続だったが、USLPGAツアーで積み重ねた経験と磨きぬかれたショートゲームの技術で、後半9ホールをスコアカード通りのパープレーで凌ぎきり、この日1オーバーパーでホールアウト。通算1オーバーパーで2位に1打差ながら単独首位に立った。

この日、スコアを伸ばしたのは、6位タイでスタートしたヤング・キムと、3打差18位タイにつけていた馬場ゆかりの2人。ともに10番ホールからティーオフしたこの日。キムは、前半で1つスコアを伸ばし、一時単独首位に躍り出るも、8番ボギー、9番ではダブルボギーのミスが響き2位タイに。一方の馬場は、前半で1つスコアを落としながら、後半3バーディ・1ボギーとスコアを伸ばして順位を上げた。さらに1打差の通算3オーバーパーの3位タイには、上原彩子とベストスコアの68をマークしたイ・ジウが浮上。宮里藍は、14番のダブルボギーが響き、73とスコアを落とし首位と4打差の通算5オーバーパーで8位タイ。日本女子アマ優勝の比嘉真美子が通算6オーバーパーの11位タイと上位につけて注目を集めている。
なお、この日カットが行われ、通算14オーバーパーの57位タイ62人が後半のラウンドへの進出を決めた。

3rd Round
強風による厳しいコンディションが選手を苦しめる中、馬場ゆかりが通算6オーバーパーで単独首位に立つ。
馬場 ゆかり 笠 りつ子
馬場 ゆかり 笠 りつ子
難攻不落と呼ぶに相応しい名古屋ゴルフ倶楽部。第3ラウンドは厳しいセッティングに風速6メートルの強風が加わり、耐久戦の様相を呈してきた。

単独首位でスタートした宮里美香も例外ではなく、出だしから3連続ボギーを叩くなど、2バーディ・7ボギー・2ダブルボギーの79。通算10オーバーパーまでスコアを落として首位から陥落。アン・ソンジュとともにトップと4打差の5位タイに後退した。
代わって単独首位に躍り出たのは2位につけていた馬場ゆかり。馬場は前半で3つスコアを落としたものの、後半は最終ホールの1ボギーにまとめて通算6オーバーパー。日本女子オープン初優勝に王手をかけた。2打差の2位には2010年女子ツアー競技初優勝組の笠りつ子と、李知姫がつけている。

注目の宮里藍は、17番ホールでグリーン左の池に打ち込むトラブルからダブルボギーを叩いたのが響き、通算9オーバーパーで4位。1つのミスがボギーに直結するシビアなコンディションの中、不動裕理、宋ボベ、前週優勝のフォン・シャンシャンなど実力者が首位と6打差の9位タイグループで虎視眈々と逆転優勝を狙う混戦模様となった。
4th Round
馬場ゆかりが通算12オーバーパーで日本女子オープン初優勝を果たす。
優勝の馬場ゆかりとローアマチュアので比嘉真美子
優勝の馬場ゆかり(写真左)と
ローアマチュアので比嘉真美子(写真右)
強風、乾いて硬さを増したグリーンは、最終ラウンドで最も難しいコンディションとなった。 首位でスタートした馬場ゆかりも出だしからスコアメイクに苦しめられる。

7番を終えて2度の連続ボギーを叩くと、8番をダブルボギーとし、同組で安定したプレーを見せていた笠りつ子、1つ前の組のアン・ソンジュに4打のリードを奪われる。幾度となく優勝争いに加わりながら、勝利の女神から見放されてきた馬場だが、9番で8メートルのバーディパットをねじ込んで勝負の流れを自ら引き寄せる。誰もがスコアを伸ばせず、いかにパーで凌ぐかという我慢大会のサンデーバックナイン。笠とアンがプレッシャーからかスコアを落とし始める一方で、馬場が粘りのプレーを見せる。

後半、馬場はボギーを12番の1ホールにとどめ、最後まで食い下がる笠が最終18番でボギーを叩いてしまい、決着。馬場は通算12オーバーパーで日本女子オープンの優勝杯を手にした。なお、ローアマチュアは通算26オーバーパーで全体の35位タイとなった比嘉真美子が獲得した。

 
2011年度 (第44回) 日本女子オープンゴルフ選手権競技 成績はこちら
ページトップ
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査