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2012年度(第34回)クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権 |
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インドで開催された昨年大会は、比嘉真美子、城間絵梨、鬼頭桜の3名で2002年大会以来の優勝を目指しましたが、インド屈指の難コースとしてしられるデリーGCの前に6位に終わりました。
ライバルの韓国、成長著しい台湾、古豪オーストラリアの後塵を拝している日本女子チーム。本選手権は、9月末にトルコで開催される世界女子アマゴルフチーム選手権での上位入賞を目指す新生女子ナショナルチームにとって試金石となる重要な大会と位置づけられるだけに、開催コースであるTanah Merah CCでの日本代表選考合宿を実施して、下記3名の代表選手を決定し、万全の体制で本選手権に臨みます。 |
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鬼頭 桜(きとう さくら)
(美濃加茂高校3年)
昨年のクィーンシリキットで日本選手最高順位の6位となった鬼頭桜が、2年連続の出場を決めました。
3歳でゴルフを始めた鬼頭は、昨年JGAナショナルチーム入りを果たすと、クィーンシリキットカップで日本選手最高順位となる個人戦6位と貢献。日本女子アマでは自己最高順位となるベスト8、日本ジュニアでも3位入賞の成績を残すなど着実に成長しています。
162センチの恵まれた体格を持つ鬼頭ですが、飛距離よりもショートゲームでゲームプランを組み立てる安定したプレーが眼を引く選手です。チーム唯一人のクィーンシリキット経験者として、チームリーダーの役割も期待されます。 |
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佐伯 珠音(さえき あかね)
(沖学園高校2年)
本年、念願の女子ナショナルチーム入りを果たした佐伯珠音が初の日本代表の座を射止めました。
9歳から両親の影響でゴルフを始めた佐伯は、2006年の全国小学生大会九州大会で優勝を果たすなど、すぐに頭角を現しました。その後、全国大会での個人優勝はないものの、昨年の日本女子アマで4位の好成績を残したほか名古屋GCでの日本女子オープンで60位タイと健闘を見せました。
初の日本代表として重圧がかかる中、得意のショートゲームでチーム優勝の原動力となりたいところです。 |
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松田 唯里(まつだ ゆり)
(福井工業大学附属福井高校3年)
昨年の中部女子アマを制し、日本女子アマでベスト8入りを果たして本年JGA女子ナショナルチームメンバーに選考された松田唯里。佐伯とともに初の日本代表としてクィーンシリキットに出場します。
ドライバーの平均飛距離は230ヤードですが、得意のパターでスコアメイクをする堅実なプレーが身上の松田。アジア特有の芝への対応力が試される場となります。
新生日本チームのメンバーとして活躍が期待される選手です。 |
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クィーンシリキットカップとは |
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タイ国の女子アマチュアゴルフ協会が主催するアジア太平洋地区唯一で最大級の女子公式団体戦。ゴルフを通じて同地区の友好を深めるとともに、スポーツマンシップの促進、女子ゴルフの普及及び発展を目的に1979年から毎年、アジア各国で開催されています。
大会名称となっている「クィーンシリキットカップ」の由来は、同協会が第1回選手権をバンコクのナバタニ・ゴルフコースで開催するにあたり、大会主旨に賛同されたタイ国のシリキット女王から優勝杯を寄贈されたことによるものです。
これまでの大会結果を振り返ると、韓国が最多の11回の優勝を数え、それに続きオーストラリアが8回本選手権を制しています。日本は、過去6回の優勝を果たしていますが、近年では、2002年大会以来優勝から遠ざかっております。
クィーンシリキットカップには過去、カリー・ウェブ(オーストラリア)やヤニ・ツェン(チャイニーズタイペイ)、申ジエ(韓国)などUSLPGAツアーで活躍を続けている選手がアマチュア時代に出場しているほか、日本代表選手として、服部道子や福嶋晃子、古閑美保、宮里藍、諸見里しのぶ、有村智恵、宮里美香、佐伯三貴など女子プロゴルファーで活躍している多くの選手が名を連ねています。 |
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Tanah Merah CC Garden Courseの特徴 |
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タナメラGCガーデンコースは、1984年の開場。
フェアウェイの両側に大きな樹木が並ぶ林間コースで、要所にハザードが絡む美しい景観と戦略性の高さが特徴で攻略にはショットの正確性が求められる。
2005年にはレクサスカップが開催されアニカ・ソレンスタムがキャプテンを務めたインターナショナルチームが勝利を収めたことも記憶に新しい。2008年からはUSLPGAツアー公式戦のHSBC Women’s Championshipも開催されるなどシンガポールを代表するコースとして知られている。 |
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2011年度(第33回)クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権 競技報告 |
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