アジア競技大会は、第2次世界大戦後にインドの提唱により、アジアの国々のスポーツ文化高揚を目的として、1951年に第1回大会が開催され、それ以降、アジアスポーツの祭典として4年毎に開催されています。過去、日本では1958年に東京、1994年に広島大会が開催されたことも記憶に新しいところです。
ゴルフ競技が正式種目となったのは、1982年第9回インド大会からで、当初は男子のみの競技でした。
日本は、この大会から選手団を派遣しており、第11回大会(中国)で男子チームが初優勝。個人でも丸山茂樹(現在、プロ)が金メダルを獲得しました。
その後、男子チームは第13回大会まで3大会連続団体優勝を果たし、個人戦でも第12回大会で横尾要、第13回大会では近藤智弘が金メダルを獲得しています。
一方、女子競技は第11回大会から行われるようになり、大山志保や横峯さくららが出場しています。2002年に開催された韓国大会では、宮里藍が女子個人戦初の金メダルを獲得し、女子団体でも初の銀メダルを獲得しました。
ゴルフ競技は、1日18ホール、4日間72ホールのストロークプレーで個人戦とチーム戦が争われます。
チーム戦は各日とも、男子4名中3名、女子3名中2名のベストスコアをその日のチームスコアとし、4日間の合計スコアで勝敗を決します。 |