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2018年度（第31回）アイゼンハワートロフィー　世界アマチュアゴルフチーム選手権

日本代表選手団の紹介

アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権の日本代表選手は、大学生2名、高校生1名を選考しました。ガレス・ジョーンズヘッドコーチを中心とするコーチングスタッフの薫陶を受け、成長を続ける選手たち。23位と不完全燃焼で終わった前回大会の雪辱を期して、世界の強豪に挑みます。

		今野大喜（いまの　だいき）（岐阜県出身・日本大学4年）アジア競技大会に続いて本選手権の代表に選考された今野大喜（日本大学4年）。魅力の飛距離に加え、今シーズンに向けて練習を積んできたショートゲームも技術力が上がり、そのプレーには爆発力に安定感が加わっています。最初で最後になる世界アマには、並々ならぬ思い入れを持っている今野。これからの日本ゴルフ界を牽引することが期待される選手の一人として、是が非でもチーム優勝という目標を達成したいと意気込んでいます。

		金谷　拓実（かなや　たくみ）（広島県出身・東北福祉大学2年） 2大会連続で世界アマチュアゴルフチーム選手権の日本代表に選考された金谷拓実（東北福祉大学2年）。その活躍は海を超え、実力の高さは世界でも注目を集めています。本年もネイバーズトロフィーチーム選手権で圧倒的なプレーを見せて個人優勝を果たし日本男子チーム初の連覇に大きく貢献。ここ一番の集中力と勝負強さは自他ともに認めるところです。前回大会の悔しさを唯一知る金谷。そのリベンジをかけてチームの中心選手としての活躍を誓っています。

		中島　啓太（なかじま　けいた）（埼玉県出身・代々木高校3年） 2017年のデューク・オブ・ヨーク・ヤングチャンピオンズトロフィーで2位タイ、同年のAPGCジュニアゴルフ選手権でチーム戦3位、さらに本年オーストラリアンアマチュア選手権で日本選手初優勝を果たしている中島啓太（代々木高校3年）。高校生ながら既に国内外で成績を残している将来のエース候補は、今年の全英アマチュアゴルフ選手権にも挑戦。ヨーロッパのコースでのプレーも経験しています。その経験を活かし、日本チーム優勝に貢献したいところです。

世界アマチュアゴルフチーム選手権略史

1957年（昭和32年）に霞ヶ関カンツリー倶楽部にて開催されたカナダカップの際、当時JGA副会長の野村駿吉が、USGAとの間でアマチュアの対抗競技会を提案した、この提案がUSGAを動かし、R&Aを賛同させ、結果的に世界35カ国のゴルフ協会、連盟を加盟団体とする「世界アマチュア・ゴルフ・カウンシル（WAGC）/ 現国際ゴルフ連盟（IGF）」の設立となって、1958年（昭和33年）の第1回大会開催へとつながりました。
男子大会の呼び名は、当時の米国大統領で、歴代大統領の中では最もスポーツに理解があり、ゴルフにも多大な貢献を果たされていたD.アイゼンハワー氏から優勝杯が寄贈されたことにあやかって『アイゼンハワートロフィー』と名づけられました。過去、日本は1984年香港大会で優勝、1974年ドミニカ大会、1976年ポルトガル大会、1982年スイス大会の３度２位となっています。

女子は、アイゼンハワートロフィー創始から6年後の1964年（昭和39年）に第1回大会が開催され、ロシア帝国の由緒あるカップを寄贈されたポルトガルのシルビア・エスピリトサント女史にあやかり、『エスピリトサントトロフィー』と呼ばれ、今日まで続けられています。過去、日本は1984年香港大会、1988年スウェーデン大会、1990年ニュージーランド大会、2004年プエルトリコ大会の４位が最高順位です。

なお、日本では1962年の第3回大会を川奈ホテルゴルフコース（富士コース）で、2014年には軽井沢72ゴルフ入山/押立コースで第29回大会を開催しました。
2016年にメキシコで開催された前回大会には、男子は71の国と地域が出場し、日本チームは優勝のオーストラリアに35打差の24位、55の国と地域が出場した女子は優勝の韓国と29打差の8位に終わりました。

開催コース紹介

●Carton House・Montgomerie and O’Mera Course
アイルランドで初めての開催となる世界アマチュアゴルフチーム選手権。会場はダブリン近郊のCrton House-Montgomerie and O’Meara Courseです。ともに世界的なプレーヤーとしても名高い、コリン・モンゴメリーとマーク・オメーラが設計した2つのコースでは、アイリッシュオープンなどナショナルオープンも開催されるなど、同国を代表するコースとして知られています。

2016年度(第30回)アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権競技報告

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