2002 MARCH vol.69
西暦 主な出来事
1754年〜
1800年代初頭
英国 1754年R&A創立。1800年代初頭は各倶楽部の実力No.1をスクラッチ(ハンディキャップ0)とし、他の会員のハンディキャップはNo.1と平均水準で比較し、ハンディキャップ係が決定。
1874年 英国 ロイヤル・ウインブルドンGCがハンディキャップ問題の研究を開始。
1890年 英国 ロイヤル・ウインブルドンGCがストローク・プレーのハンディキャップに対して数種類の比率を設定。全会員にアゲンスト・ボギー競技を実施し、その結果どの比率が最も均衡を得るかをテスト。
1897年 英国 アイルランドゴルフ連盟事務局長のジョージ・コンムが、アイルランド中のどのコースでもプレー可能なストローク・アローワンス計算方法のハンディキャップ表を作成。
1904年 米国 レイトン・カルキンズがベスト3スコア制を考案、有効期間は1年。
1911年 米国 1894年に創立されたUSGAが基礎ハンディキャップを50ラウンド中ベストディフェレンシャル10枚、流動ハンディキャップを15ラウンド中ベストディフェレンシャル10枚の算出方法を採用。
1924年 英国
日本
NGU(英国ゴルフ連盟)がコースレートSSS(スタンダードスクラッチスコア=コースレート)規定。
JGA創立。JGA標準打数(スクラッチ・スコア)設置。
1926年 英国
日本
R&Aクラス別にハンディキャップ+2〜24。
ホーム倶楽部制を会員に要請(倶楽部対抗の問題)。ナショナルハンディキャップ制度及びコーススクラッチスコア(コースレート)規定。
1930年 英国 フランク・スティーブルフォード博士がスティーブルフォード・システムを発明。(別名ポイントターニー)。
1940年 日本 プロにもハンディキャップを採用。
1953年 米国 USGAがマクマホン(1911年提案)のディフェレンシャル方式採用。3つのシステムを承認(コースレート、パー、ディフェレンシャル)。
1958年 米国 ニューヨークメトロポリタン協会がマクマホンの3つのシステムを一つに統一。最新スコアカード25枚中ベスト10枚提出することを義務づける。
1962年 日本 JGAが従来の倶楽部ハンディキャップ制を改め、KGA、KGUの連盟発行のハンディキャップを採用。一律3のハンディキャップ引き下げを推奨し、KGAは実施、KGUは倶楽部一任。
1963年 米国 USGAがハンディキャップ規約を制定。日本でもJGAがハンディキャップ査定規約を制定する。
1972年 日本 ハンディキャップ区分でスコアカードの提出枚数を決定。
1973年 米国 USGAがESC(ストロークコントロール)を採用。
1983年 英国 EGU(イングリッシュゴルフユニオン)がSSSとハンディキャップ規定を制定。
1987年 米国 USGAがスロープシステムを採用。コースレート有効期間10年。
1988年 日本 普通会員(個人会員)の制度発足により、個人にもハンディキャップ取得を認めた。これまでは加盟倶楽部メンバーのみ。
1989年 英国 EGUがハンディキャップ規定を一部改訂。
1994年 日本 JGAコースレート計算基準設定。(査定距離÷200ヤード)+38.25±難易度補+正係数。
1995年 日本 JGAがハンディキャップ規定を一部改訂。ジュニア会員、賛助会員に取得を認めた。
1998年 日本 JGAハンディキャップ有効期間、発行日より3ヶ年を6ヶ月に短縮。
2001年 日本 JGAコースレート計算基準改訂。(査定距離÷210ヤード)+39.76±難易度+補正係数。
2003年 日本 JGA女子ハンディキャップシステム実施導入


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