2002 MARCH vol.69
ハンディキャップ
規定
運用責任
及び対象
ハンディキャップ有効カード
ホール数
競技の種類
カード記載項目
カード枚数
/制限
複数のクラブに
所属の場合
日本 全てのカード提出 地区連盟、加盟クラブ、その他JGAが適当と認めた団体、個人会員(ジュニアを含む) JGAコースレート
18ホール
アゲンストパー、ステーブルフォード
コース名、日付、氏名、同伴者の署名、コースレート
20枚中ベストディフェレンシャルカード10枚
/5枚以下無効(3年以内)
ホームクラブを指定、その他所属クラブに通知義務
米国
(男子)USGA(1990)
全てのカード提出 認可したゴルフ協会、ゴルフクラブ(10人以上、委員会) USGAコースレートとスロープレート
18ホール、13ホール、9ホール×2
ストローク、マッチプレー、チーム戦
ESC-スコア、日付、USGAコースレート、
スロープレート(所属クラブに掲示)
20枚中ベストディフェレンシャル10枚
/5枚以下無効
マルチメンバー登録(連盟あるいは会社)
またはホームクラブ処理
米国
(女子)USGA(1994)
女子ハンディキャップ
処理委員会
 男子と同じ ホームクラブ
カナダ
(男子)RCGA、
(女子)CLGA(1995)
全てのカード提出 ゴルフクラブ、証明書はRCGA(CLGA) RCGAコースレートとスロープレート
18ホール、13ホール、9ホール×2
ストローク、マッチプレー、チーム戦
コース、日付、ハンディキャップディフェレンシャル
20枚中ベストディフェレンシャル10枚(3年間) ホームクラブ(複数クラブよりインディクス取得禁止)
英国
(男子)R&A(1992)
全てのカード提出
(適格競技)
クラブメンバーのみ SSSとCSS(競技SS)
18ホール
ストローク、アゲンストパー、ステーブルフォード
コース名、日付、CSS、ネットディフェレンシャル、エグザット、プレーイングハンディキャップ
3枚オーバーパーまでのスコア(1年間) ホームクラブ(複数クラブよりインディクス取得禁止)
英国
(女子)LGU(1993)
女子ハンディキャップ
規定あり
所属クラブハンディキャップ委員会、加盟クラブメンバーLGU直接、4地区連盟の個人会員、ジュニア LGUスクラッチスコア60以上の加盟コース
18ホール LGUティ使用、ハンディキャップ証明者の照明
ストローク、アゲンストパー、ステーブルフォード 18ホール、1年以内(2/1〜1/31)
コース名、日付、CSS、ネットディフェレンシャル、 ストローク、社交日競技、エクストラ・デイステーエグザット、プレーイングハンディキャップ ブルフォード、パークォリファイング競技
5段階(競技カード枚数)
ベストディフェレンシャル4枚〜10枚
ホームクラブ(女子ハンディキャップ委員長に報告)、LGUティ(女子標準メダルティ)赤
ニュージーランド
(男子)NZGA(1992)
全てのカード提出 NZGA、加盟クラブ NZコースレート、ACR(アジャステド)
18ホール
ストローク、マッチプレー、ステーブルフォード
コース名、日付、NZコースレート、
ハンディキャップディフェレンシャル
3枚2オーバーパーまでのスコア ホームクラブ登録、所属クラブ通知義務
ニュージーランド
(女子)NZLGU
女子ハンディキャップ
規定あり
加盟クラブ共通(クラブハンディキャップはそのクラブのみ適用)、ジュニア、シニア NZコースレート、LACR(アジャステド)
18ホール、1年間
ストローク、ステーブルフォード、パー
日付、ディフェレンシャル、エグザクト、
NZLGUハンディキャップ(クラブハンディキャップ)
毎年1月1日に最低5枚有効カード ホームクラブ
※当協会以外に、海外のゴルフ協会でもハンディキャップを普及すべく様々な工夫をこらしている。例えば、全米ゴルフ協会(USGA)ではホームページ上のハンディキャップのコンテンツに、人気キャラクター“スヌーピー”を採用。イラストと説明分でわかりやすくハンディキャップを説明している。一方、カナダゴルフ協会では94年からハンディキャップ自動計算用のウインドウズソフトの提供を実施。また、協会内に「ハンディキャップ・フリーデスク」というハンディキャップ専門の相談窓口(フリーダイヤル)を設け対応している。米国、カナダ以外でも様々な工夫・システムが設けられているが、いずれにせよ各国とも“統一されたハンディキャップ”を整備すべく懸命に活動している。


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