※ハンディキャップアローワンスが100%以外の場合、コースハンディキャプ換算表(整数値)を利用すると端数処理の関係でプレーイングハンディキャップに誤差が生じることがあります。ハンディキャップアローワンスはあくまでも推奨ですが、100%以外はコースハンディキャプ計算時に端数処理していない「プレーイングハンディキャップ換算シート」をご利用いただくこともできます。
設定する競技の条件の例
ハンディキャップインデックス6.5 換算表から → コースハンディキャップ 8
➀ハンディキャップインデックス6.5を2で割る
6.5 ÷ 2 = 3.25
➁ハンディキャップインデックス3.25 → プレーイングハンディキャップ 4
18ホールのプレーイングハンディキャップと9ホールのプレーイングハンディキャップを合計して27ホールのプレーイングハンディキャップを算出する
パーが異なる複数のティーを使用する場合は、パーの大きいティーを使用するプレーヤーは、最もパーの小さいティーとのパーの差と等しいハンディキャップストロークを追加で受けなくてはなりません。この追加のハンディキャップストロークは、プレーヤーのプレーイングハンディキャップに足して調整します。
プレーイングハンディキャップ(調整) = プレーイングHDCP(コースHDCP×ハンディキャップアローワンス) + パーの差
パーの差は、72-71=1 男子ミドルティーを使用するすべてのプレーヤーは、自身のプレーイングハンディキャップに1打を追加する。
※別の方法として、参加者の大部分がパーの大きいティーからプレーする場合は、パーの小さいティーを使用するプレーヤーがそのラウンドで受けるハンディキャップストロークから、パーの差と等しいストロークを差し引くことができます。
パーに対するそのラウンドのネットステータス(またはグロスステータス)は、直接相互に比較されるため、ティー毎のパーが異なる場合でも、通常のプレーイングハンディキャップ計算に追加するハンディキャップストロークはありません。
そのラウンドの各プレーヤ―の合計ステーブルフォードポイントは、直接相互に比較されるため、ティー毎のパーが異なる場合でも、通常のプレーイングハンディキャップ計算に追加するハンディキャップストロークはありません。
そのラウンドのプレーヤ―のパー/ボギー結果は、直接相互に比較されるため、ティー毎のパーが異なる場合でも、通常のプレーイングハンディキャップ計算に追加するハンディキャップストロークはありません。
■例 プレーイングハンディキャップ11のプレーヤーAとプレーイングハンディキャップ10のプレーヤーBの 18ホールネットスコアが同じだった場合
プレーヤーA : 11×50%=5.5(四捨五入)→6 40-6=34 プレーヤーB : 10×50%=5 39-5=34
※まだ同じスコアでした。
プレーヤーA : 11×33%=3.6(四捨五入)→4 25-4=21 プレーヤーB : 10×33%=3.3(四捨五入)→3 26-3=23
※従ってプレーヤーAの勝ち。