矢嶋は学生ゴルフの出身で、昭和51年、聖心女子大を卒業という長いキャリアの持ち主である。学生時代から競技経験は豊富で、『今日はめずらしく調子が良かった』というのがトップに立った感想である。この大会は昨年が初出場で、好成績を期待されながら13位タイに終っている。今年は2年目に向かっての挑戦だったが、出場者の大半が突風と転がりの速いグリーンに悩むのを尻目に経験を生かしたプレーで首位に躍進した。
『関東女子ゴルフ選手権でプレーした経験があります。随分前のことですが、当時とはコースが様変わりして記憶は薄らいでいますが、プレーした経験がこのスコアを支えてくれたと思います』と淡々と話していた。
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