山本はこの日、アウトを1アンダーパーの35で回り、後半は5バーディーという快進撃をみせた。66のベストスコアにものをいわせてトップに立った。2打差の68(4アンダーパー)で大学1年生コンビの池田勇太と諸藤将次、石川裕貴がトップを追い、さらに70(2アンダーパー)で伊藤勇気(鹿島学園高校2年)、田村尚之(賀茂)が続いた。予想された強豪は順当にスコアをまとめて上位につけた。第2日の7日は第2ラウンドの18ホールをプレーし、上位32人が予選を通過してマッチプレーに進む。
今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技の会場は、1992年の日本オープン、1996年の日本女子オープンの会場にもなった龍ヶ崎カ
ントリー倶楽部。名称の誉れ高い井上誠一氏の設計による18ホールは、松林でセパレートされティショットの狙い場所が限定されており、砲台グリーンはアプローチの難易度を高めている。各地区アマチュア選手権などを勝ち抜いてきた出場選手たちもこの難コースに手を焼いていたが、東北福祉大3年でナショナルチームメンバーの山本隆允がコースレコードタイの66をマークしてトップに立った。
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