学生ゴルフ界の成長株で今年の関東アマを制した額賀辰徳(ロイヤルスター・中央学院大3年)は、初の決勝進出をかけて14歳の少年と対戦したが、パットの不振に泣かされ、一度もリードすることなく敗戦に追い込まれた。『パットが入らなくては、勝つすべはありません。完敗です。昨年、彼(伊藤)に負けていますから、2連敗です。自分が悪い。関東アマに勝った時は、ショットはあまりよくなかったが、今回は逆になりました。それにしても、伊藤君はうまいですね。いいキャディに恵まれ、昨年より人間的にも一回り大人になったような気がします。私の分までがんばってもらいたいですね』と、悔しさを抑えて、ゴルフ界の先輩らしいゆとりの気遣いをみせた。
|