李に押しまくられ、完敗だった伊藤涼太(中日・白鳥中学2年)は、この日、一度もリードすることなく、午後の16番で李の軍門に下った。『レベルの違いを感じました』と前日までの元気はどこへやら。『いつかは追いつける、と思いながらやっていましたが、相手の弾道は高いし、負けて勉強になりました』とあっさり兜をぬいだ。それでも、若さを売り物にする伊藤は、午後の11番で2ダウンにこぎつけたが、すぐ13番で李がバーディを取られ、再び差を広げられては勝つすべはなかった。日本アマでフレッシュな空気を送り込んだ二人の10代ゴルファーは、この秋、再度、片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで開催される日本オープンに登場する。こん
どは、どんなところで注目されるか。秋が待たれる。
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