額賀辰徳(ロイヤルスター)と“天敵”伊藤涼太(中日)の因縁対決は額賀の快走で、6-5の大差で終わった。過去2連敗している額賀のリベンジなった格好だ。持ち前の速いプレーで相手を撹乱する戦術など、マッチプレーの駆け引きを得意とした戦いぶりでここまで来た伊藤だが、額賀がマイペースを崩さず、冷静なプレーをして、5バーディをもぎ取るゴルフの前では通じなかったようだ。マッチプレーとはいえ、やはりスコアを決めるのはショットの価値なのだ。敗れた伊藤は、「額賀さんはドライバーの調子も良いし、パットもよく決めていた。自分はパットが不調で2㍍のバーディチャンスもものに出来なかった。負けたことは仕方がないけれど、もっと僅差にしたかった」と悔しがった。
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