廣野ゴルフ倶楽部には昭和57年(1982年)設立のJGAゴルフミュージアムがクラブハウス脇にあるが、日本オープン開催を記念して無料開放、多くのギャラリーに人気を博している。通常はプレーで来場した観覧者は無料で、それ以外は200円の入場料が必要。それが観戦の合間に「日本のゴルフ史を学べる」とあって、初日が約500名、2日目が約650名の入場者数を記録した。
38年ぶりの日本オープン開催を前に、ゴルフミュージアム運営委員会(乾英文委員長)では室内外の改装工事を行い、あわせて日本オープン特別展示を併設することに決めた。過去のチャンピオン、尾崎将司のパーシモン・ドライバーなどと、昨年世界ゴルフ殿堂入
りを果たした青木功を特別展示、”ホール・オブ・フェイム”エンブレムつきのブレザー、記念バッジと青木ゆかりのパワービルト・サイテーション・アイアンなどが展示されている。「昔のクラブはヘッドが小さかったんだね!」と若い観覧者を驚かせていた。
残り2日間は観覧時間も延長し、午前9時~午後4時30分まで。新装版ガイド・ブック(1部2,000円)も販売中。
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