午後のスタートだった小黒貴志(兵庫県連盟)が6バーディー・1ボギーの5アンダーパー67で上がって来たのは午後6時近かった。169センチ、57キロの小柄な体格で、第1ラウンド首位の発進を果たした。
「日本オープンに出場したいので、明日は大きく崩れないようにしたいものです。ただし、天気予報が雨模様で、心配なのです」とスコアより雨を気にした。
地元出身で、家がコースからクルマで30分ほどの至近距離にあるが、関西オープン選手権の時と、練習ラウンドを2回こなしただけとか。
今年から日本オープンへの出場枠がクォリファイラウンドの上位3位とマッチプレーのベスト8までと変わったが、首位スタートの小黒
にはチャンス十分と言えるだろう。なにしろ、日体大を2年で中退、25歳の社会人だけに、「早くプロになりたい」という夢があるので、霞ヶ関ゴルフ倶楽部・西コースで行われる日本オープン選手権で“プロの胸を借りたい”という思いは人一倍強いのだろう。
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