ベスト8入りを果たした笠原。今日のラウンドは苦戦の連続だった。川満歩との1回戦は、13番ホールを終えて4ダウンと崖っぷちに追い込まれながらも14番から3ホールを連続奪取。18番も取って土壇場でオールスクウェアに持ち込んだ。両者一歩も譲らない延長戦は、2000年以降最長となる24ホールに及んだ。この接戦を制した笠原は、地元関西出身の小黒貴志との2回戦も18ホールを戦い抜いた末、1アップで勝利を収めた。
「今日は、本当に疲れました。1回戦で4ダウンになったとき、良い意味で開き直れました。1ホールでも落としたら終わりですから。1回戦の流れのまま2回戦に入りたかったんですが、1番ホールのセカンドショットがいきなりトラブル。それでもパーをセーブできて…。明日の準々決勝はディフェンディングチャンピオンとの対戦なので、ベストを尽くします。」
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