先の世界ジュニアゴルフ選手権で個人戦2位に入賞し、日本男子チームの団体優勝に貢献した藤本佳則。昨日は、チャンスを決めきれない消化不良のプレーだったが、今日は5バーディー・2ボギーの3アンダーパー68、通算3アンダーパーで首位の小平に3打差の暫定2位に躍進した。
「スタートしたときには、今日はどこまでスコアを崩すんだろうと不安になった」という藤本。スタートの1番(408ヤード・パー4)で、ティーショットを右ラフに打ち込みながらもバーディー発進。
しかし、藤本はショットに不安を感じていた。その不安が現実となったのは3番(478ヤード・パー4)。ティーショットを左に大きく曲げ、200ヤードにも満たない信じられないミスを犯してボギー。5番ホールでは、2打目をシャンクしてこの日2つ目のボギーを叩く。
この後も並の選手ならズルズルとスコアを崩すところだが、世界2位の実力者は、ここから驚異の粘りを見せ、必死にパーセーブを続ける。8番(403ヤード・パー4)で「ようやく、いつものようにクラブが振れるようになった」と感じた藤本は、後半に入るとこれまでの鬱憤を晴らすかのような猛チャージを見せる。10番(542ヤード・パー5)で2つ目のバーディーを奪うと、圧巻は11番(205ヤード・パー3)。ティーショットをグリーン手前に運んだ藤本は、15ヤードのアプローチを直接決めてチップインバーディー。「このバーディーで波に乗れた」という通り、この後2バーディーでスコアを3アンダーパーに伸ばしてホールアウトした。通算3アンダーパーは首位の小平と3打差。逆転優勝の射程圏内に入って見せた。
「今日は耐えるしかないと思っていました。この調子でもスコアは出せているので、欲はかかないほうが良いのかも。でも、このタイトルは絶対に欲しい。3打差は逆転可能だと思っているし、逆転したい」と初の日本ジュニアタイトル奪取に意欲を見せた。
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