首位でスタートした新井は、ショット、パットともに精彩を欠いた。前半3ボギー、後半は1バーディー・2ボギー・1ダブルボギーの78とスコアを崩し、7位タイで日本ジュニアを終えた。
昨日、新井が不安に思っていたとおり、宮里美香が66のベストスコアをマーク。藤本麻子、若林舞衣子らナショナルチームメンバーも確実なプレーでスコアをまとめ、後塵を拝する結果となった。
それでも新井は、「昨夜は、なぜか10時間ぐらい眠れました。緊張していたのですが、不思議ですね。ショットは今年一番というぐらいに良かったのに、昨日調子が良かったパットが決まらなくて。でも、今年の日本ジュニアには満足しています。今の自分に足りないものを教えてもらった気がするのです」と充実した表情を見せた。優勝よりも大事なものを手にした実感が、最後の日本ジュニア出場のプレゼントだったのかもしれない。
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