4回の優勝を数え、シニアオープン最多優勝記録を保持している青木功が5アンダーパーでホールアウトし、3位タイと好スタートを切った。今日の組合せは首位タイに立った飯合と同じ組。日本オープンでは得意のパッティングが不調で、第2ラウンドでカットの憂き目にあい「自分は、まだまだ下手だ」との言葉を遺していたが、今日みせた絶妙のプレーはさすがだった。インスタートの13番パー3はユーティリティでグリーンをとらえ、2メートルを入れるバーディー。14番は飯合が15メートルを入れた後、8メートルを強めに打って、強引にねじ込むバーディー。16番パー5では2打でグリーンオーバーするパワーを見せた後、バーディーにつなげるなど見せ場は多かった。
94年から4連覇、昨年は欠場し、”カムバック大会”を5アンダーパー、3位タイのスタートに満足げ。共同会見では、先にインタビューを受けていた飯合の隣に陣取り、お互いのプレーぶりを解説。自身の調子を聞かれると、「先週、台湾の試合(台湾大哥シニアオープン)で風の中で3位に入った。調子は悪くないよ」5回目のタイトルに向け表情は明るかった。
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