56歳、高橋勝成はインスタートの10番でボギーとする最悪のスタートを切ったが、以後7バーディーでトップに立った。
「ドライバーショットの飛距離が出て、フェアウェーを外してない。アイアンショットもよく難しいアプローチをしないですんだ」名匠の誉れ高い井上誠一設計のコースはアップダウンがあり砲台グリーンで知られる。「風がなかったので今日はうまくいったが、風が出たらアプローチをする機会が増えてくる。気を引き締めていくつもりです」
昨年、日本プロシニア選手権の2日目に腰痛でリタイア。その怪我は、今年3月までクラブを握れないほどの重傷だった。二人の治療師にほぼ連日、針治療を施すことでようやく調子
が出てきたという。「治療費は月に20万円はくだらない。それをもう1年やっています。でも、お金とかではない、ゴルフをやれることがうれしい」
2000年に初めてタイトルを取った後の03,04年大会を連覇。今回勝つと青木功に並ぶ4回優勝だ。
第1日の選手インタビューは、《ビデオギャラリー》でご覧下さい。
《髙橋勝成・飯合肇・青木功・海老原清治・尾崎直道・中嶋常幸》
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