2オーバーパー、33位タイで第3ラウンドに進出したアマチュアの最高位、神戸誠(大田双葉CC)がこの日、とんでもない落とし穴に捕まってしまった。1番ホールからティショットが左へ行ってラフ。第2打をグリーン奥に外したが、難しいアプローチを見事に寄せて、パーでスタートしたまでは良かったが、3番で3パットのボギーを叩いてリズムが狂った。続く4番(443ヤード・パー4)は誰もが“最もタフなホール”という難関だけに、ティショットに神経を使う。「距離も長いし、少し強く振ったらフックボールが出たのです。練習場では絶好調なのにコースへ出るとこういうことが起きるから、試合は怖い」と本人が悔やむように、フェアウェー左へ痛恨の2発OBなのだ。結局、7オン・1パットの「8」を叩いて、大きく後退することに。44・37の81は通算11オーバーパーで57位タイ。諏澤一(笠岡CC)も12オーバーと崩れたので、ローアマチュアの行方はこの日、73にまとめた﨑山俊紀(今治CC)の2年連続獲得の可能性が高くなった。
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