首位タイに立った田中は、3バーディー・1ボギーのトータル2アンダーパー。田中は、3組目(8時18分)と朝早いスタート。今朝は、気温が低く寒さで体が動きにくく、出だしの1番ホールはパーセーブしたが、続く2番ホールでティショットをミスし、ボギー。3ホールを消化して、大分体も温まり、セーターを脱いでプレーをした4番ホール。田中は、サンドウェッジで放った残り84ヤードの2打目をピン手前5ヤードにつけ、この日初バーディー。続く5番ホールでは157ヤードのセカンドショットをピン手前1メートルにつけ連続バーディーを奪った。9番ホールでは、残り80ヤードのサードショットをピン左1メートルにつけて3つ目のバーデ
ィー。しかし、このホールのバーディーが、田中にとって第1ラウンド最後のバーディーとなってしまった。好調なショットで、このままスコアを伸ばすかと思われた後半は、一転して我慢のゴルフを強いられた。
後半は、スコアカード通りのオールパーでプレーをした。しかし、その内容はバーディーチャンスも多くあったが、厳しいパーパットも多くあり我慢の連続。特に、17番(パー3)では、ティショットを左へ大きく曲げるミス。アプローチも寄せきれず、2.5メートルのパーパットを残した。田中は、フックラインのこのパットをしぶとく入れて、首位タイに立った。
田中は、日本シニアオープンに過去2回の出場(1999・2001年)、日本アマ1回(2000年)出場と経験も豊富。「今回はベスト5に入って、来年の日本シニアオープンの参加資格を取得したい。残り2日間も頑張る」と語った。
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