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競技報告
【田村と井関のベテランコンビが68とチームを牽引】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
井関剛義
昨日の第1ラウンドでは、日本のコースでは経験が出来ない、芝の芽がきついグリーンに翻弄された日本チーム。各選手ともショットは好調なだけに、いかにグリーンを攻略するかが順位を上げるキーポイントとなった。そのなかで、42歳の田村尚之と35歳の井関剛義がベテランらしく、この難グリーンの攻略法を見いだし、ともに4アンダーパー68をマーク。日本チーム2位浮上の原動力となった。

【井関剛義 73・68(6バーディー・1ダブルボギー) 141 個人戦6位タイ】
好調なショットとは裏腹に、グリーンが攻略できず惜しいパッティングを外して1オーバーパーで第1ラウンドを終えた井関。今日は、昨日残した「積極的に
田村尚之
攻める」という言葉通り、6バーディーを奪う完璧なゴルフでチームを牽引した。井関は、スタート前の練習グリーンで、ボールを強くヒットすることに集中すれば、芝の芽の影響を受けなくて済むことを確認すると、昨日からの好調なショットを武器に、次々とバーディーを決めて見せた。2番(パー3)こそティーショットがバンカーのアゴに食い込む不運でダブルボギーとしたものの、7番と9番で、昨日苦しめられていた2mのバーディーパットを沈めてパープレーに戻した。後半は、ショットがことごとくピンに絡み、4つのバーディーは全て1m以内。特に、「スコアを伸ばせるホール」と読んでいた14~16番で、計算通り2バーディーを奪った。
「今日は、気合いを入れてスタートしました。積極的に攻めてスコアを伸ばしていこうと思っていました。昨日までショットは絶好調だったので、パットさえ決まれば、絶対にアンダーパーを出せるという手応えがありました。前半をパープレーで終えられて、後半は韓国に1打でも追いつこうと再び集中しました。10、11番で連続バーディーを奪えたので、良い流れがつかめたと思います。出場する試合は、全て負けたくないので、今回韓国に負けたのは気分が悪いです。でも、この試合に出場した日本チームは、社会人と学生のチームワークも取れて、良いメンバーで戦えたと思います」

【田村尚之 74・68(6バーディー・1ダブルボギー) 142 個人戦8位タイ】
難グリーンを前に、田村は奇しくも井関と同じ感触でパッティングの調子を取り戻した。「パットの芯でしっかりとボールをヒットする」このシンプルながらパッティングの真理をついた結論を導き出した田村は、チームリーダーとして充分な結果を残した。
5番ホールは、2打目がロストボールとなる不運からダブルボギーを叩いたが、7番でバーディーを奪うと、続く8番では8mのバーディーパットを沈めた。後半は、ショットがピンに絡み4バーディー。日本ミッドアマ2連覇の実力の片鱗を見せた。
「5番でロストボールがあり、ダブルボギーにしてしまいましたが、前半でパープレーに戻せたので、気持ちが切れることなく後半のプレーに入っていけました。自分はパーセーブを第一にする固いゴルフをするように思われていますが、ショットの調子が良いときは積極的にピンを狙っていくプレーをしていきます。昨日からショットは良かったので、課題のパッティングさえ決まれば、スコアは出せると思っていました。第1ラウンドは、悪天候の中でのプレーや経験したことのないグリーンなど、国際経験が少ないメンバーでは対応しきれなかった部分が、正直あったと思います。未知の舞台でプレーするときの対応力を高めることができれば、もっと好成績が残せるようになると思います」

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