大会史上初の3連覇がかかった林恵子(総武)の第1ラウンドは、7オーバーパー78。2位タイと偉業達成に向けて好スタートを切った。林は、2番(125ヤード・パー3)、3番(356ヤード・パー4)で連続ボギーと出だしで躓いたが、5番(512ヤード・パー5)で10mのフックラインを見事に沈めてバーディーを奪った。しかし、このホールが第1ラウンド唯一のバーディーだった。前半は、7番(338ヤード・パー4)、9番(330ヤード・パー4)でもスコアを崩し、3オーバーパー。後半も強風に苦しめられ、4ホールでボギーを叩き、40。1バーディー・8ボギーの78でホールアウトした。それでも、「雨の中のスタート、強風の中でのプレーと悪条件の中でこのスコアが出せたことは満足です」とはにかんだ。「仲間からも3連覇のことを言われますし、色々なプレッシャーがあります。でも、正確なショットでスコアを作る自分のゴルフを忘れないように。明日も楽しんでプレーしたい」と謙虚に語る。昨年、連覇を果たした際に「自分を目標とする選手が出てくると思います。その思いに応えられるように練習に励みたい」とコメントを残した林。この1年、日々積んできた練習が実るのか。明日のプレーに注目が集まる。
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