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JGA吉田副会長より記念盆が贈呈された |
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感激のスピーチを述べる小林 |
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49回を数える日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で、前人未到の記録が達成された。1978年大会(名四CC)で本選手権初出場を果たした小林弘実が、30年連続出場の快挙を成し遂げたのだ。小林は、1982年大会(琵琶湖GC)で本選手権を制したほか、これまでに6度のトップ10入りするなど、常に女子アマチュアゴルフ界の強豪として活躍している。1984年から98年の14年の永きに渡りナショナルチームメンバーに在籍し、当時アマチュアだった服部道子らと世界女子アマチュアゴルフチーム選手権を筆頭に数多くの国際競技にも出場。堅実なプレースタイルと、笑顔を絶やさず前向きにプレーする姿は、爽やかな感動を与え、多くのゴ
ルファーから尊敬を集めており、99年に発足した女子ナショナルチーム委員会では、その実力と指導力が買われ、強化委員に就任。現在に至るまで大山志保や宮里藍など女子ゴルフ界で活躍する選手の育成に尽力している。
第2ラウンドが終了した後に挙行されたレセプションで、吉田友明JGA副会長から30年連続出場の栄誉を称える記念盆を授与された小林は、「ナショナルチームの委員として、たくさんの選手とふれあうことが、自分の励みになりました。JGAにこのような表彰をしていただく機会をいただいたことに深く感謝致します。ここまで自分を支えてくれた家族に心から感謝しています。会場の宮崎カントリークラブの皆さまも、素晴らしいコースセッティングを施されるために多大な尽力をされたと思います。今年の日本女子アマは、自分にとって忘れられない思い出深い大会となりました」と笑顔を見せた。
なお、小林に続いて、種田由紀子が23年連続で日本女子アマ出場を果たしている。
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