桒原えりかは準々決勝で対戦相手の綾田から、いきなり4アップとリードを奪ったが、徐々に追いつかれ、エキストラホールで敗れた。「4アップがだんだん減って…惜しい勝負を逃した」と涙した。相手のチップインに近いアプローチや、絶妙のパットに、自分のショット、パットの不調が加わった。
成城学園高3年。勉強第一の校風。その中で年間80時間(年間12日)しか「公欠」がなく、それ以上休むと「留年」となる。今回は学校に理解を求め、欠席扱いは免れたがこの後、全米ジュニアゴルフ協会主催のジュニア大会がアメリカで夏休み前にある。また秋の日本女子オープンも休むと欠席扱い。なんとか学校の理解を求めないといけない状況だ
。「ゴルフを勧めてくれた祖父は、本格的にゴルフをやるなら強豪高へと言ったが、幼稚園から一貫教育の学校で、友人も多く、そうしたことも大事にしたかったので、今の進学を決めました。大変だけどがんばってこなしています。」学校の勉強とゴルフの両立に苦しむ新鋭の悩みが解決できるといい。
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