ナショナルチームメンバーの井関剛義が通算-6で7位タイに入り、見事にマッチプレー進出を決めた。1番からスタートした井関は、いきなりバーディーを奪うと、前半を36で終える。後半、10、11番で連続バーディーとするなど、好調なプレーで35。この日3アンダーパーでホールアウトし、満面の笑顔を見せた。「ティーショットがラフに入ることもあるが、ライが良いので苦にならない。この2日間、スコアの伸ばしあいになっているのは、雨のせいでグリーンが止まりやすく、積極的にピンを狙ってくる選手が多いから」と好スコア続出の要因を分析した。井関は、2000年に日本アマにマッチプレーが復活して以来、6度目のベスト32入りを果たしている。2003年大会からは5年連続となる。もう少しのところで日本一の栄誉を逃し続けているだけに、今年にかける意気込みは強い。「今まで、マッチプレーでは痛い思いばかり。2日間、アンダーパーでプレーできているので、調子は良いと思うし、頑張ります」
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