第1ラウンド2アンダーパーの24位タイでスタートした中西直人(新宝塚)がこの日、10バーディ・2ボギーの66をマーク、昨日のコースレコードを1打縮める好スコアをマーク、2位に浮上し、マッチプレー進出を決めるとともに、日本オープン出場資格を得た。
日大1年の中西は「得意なクラブがアイアン。好きなショットはアプローチとパット」というだけあって、10バーディの内容はほとんどがピンに絡んだショットの成果。最も長いバーディパットでも4メートル(13番)、10番のパー5では20センチに寄ったものだった。しかもチップインが2つもあって、会心のプレーだったのだ。
明日からのマッチプレーにも絶対の自信があるらしく、「大学のリーグ戦に出場してマッチプレーは8戦して7勝1敗でしたから」と、眼前の対戦相手と駆け引きしながら、お互いにプレッシャーをかけあうゲーム形式が大好きらしい。
日本アマ出場3回目にして、メダリストこそ取り逃がしたが、キムに1打差の2位で日本オープン出場権を獲得、「狙っていたので、心底ウレシイ」と笑顔で語った。
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