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[本選競技]
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【内藤、大久保、秋吉の3人が1打差の2位タイに】 |
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単独首位の石川遼に1打遅れて2アンダーパー69をマークしたのは、内藤慶(鹿島学園高1年)、大久保太朗(佐野日大高3年)、秋吉翔太(樟南高2年)の3人。好スタートに三者三様の心模様があった。
内藤は、5バーディー・3ボギーでホールアウト。パットの調子が悪く、ボギーは3パット1回と1メートルのパーパットを外した結果。昨日の練習ラウンドでパターを変えたのが、裏目に出たが、本部門初出場で堂々の好スタートを切った。「ショットは良かったんですが、パットが…。もったいないゴルフですね。でも、ボギーを打ったから、バーディーが獲れたのかも知れません。調子は、凄く良いので、明日も今日の感じでプレーできたら…」無欲のプレーで、上位進出を目論む。
10番ホールスタートの大久保は、ショットが不安定ながらも15番で残り140ヤードの2打目を9番アイアンで2.5メートルにつけてバーディーが先行。17番では60ヤードの2打目をサンドウェッジで1メートルにつけてスコアを伸ばす。18番でこの日唯一のボギーを叩いたが、6番で1.5メートルを沈めて、3バーディー・1ボギー。パーをセーブした14ホールは、「100点満点」というアプローチの冴えによるもの。「今日のラウンドは、ピンチだらけだったけれど、耐えに耐えて…。耐えたゴルフに神様がプレゼントのバーディーをくれた感じです」とはにかむ。大久保にとって、会場の東コースは、日本ジュニアに初出場した中学3年生の時に、第1ラウンドで単独首位に立ち、3位の好成績を残した、ゲンの良い場所。「今年は日本ジュニア最後の年なので、絶対に勝ちたい」相性の良い東コースで、日本ジュニア初優勝を目指す。
秋吉は、東コースに良い思い出がない。「中学2年生の時に出場した日本ジュニアが東コースでのプレー。その時は86くらい打って…」という悪いイメージが頭に残っていた。「こんなに良いスコアが出るなんて」本人も思いもよらない好スタートに驚きの表情を隠せなかった。この日のラウンドは、7バーディー・3ボギー・1ダブルボギー。出入りの激しいゴルフながら、好調なパッティングが奏効した。10番スタートの秋吉は、12番でボギーが先行する。「先にボギーを打ちましたが、このコースは、どんなに調子が良くてもボギーが出るので、仕方ない」と気持ちを切り替え、前半は1アンダーパー。後半は1、3番でバーディーを奪い、このままスコアを伸ばすかと思われたが、4番でダブルボギーを叩いたのが痛かった。「7バーディーは、自分でも凄いと思います。バーディーはたくさん獲れるのですが、ボギーも叩いてしまう点が自分の欠点だと思います。ほんのちょっとしたミスなんですが」と今日のプレーには、100%納得いくものではなかったらしい。「目標は、優勝です。欲を出さずに、自分の全力のプレーが出せるようにしたい。悔いの残らないプレーが出来れば…」その先に、ジュニアゴルファー日本一の座が待っている。
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