池田勇太(東北福祉大4年)の大会3連覇がなるかに注目。昨年大会では、3日目に体調不良になりながら、2位以下に大差をつける圧勝で日本学生2年連続優勝を成し遂げた池田。先の日米ゴルフ選手権で個人・団体両部門を制し、学生ゴルフ界の牽引者として、その存在感を見せつけた。また、ユニバーシアードの日本代表にも選考され、国内だけでなく海外にも活躍の場を広げている。
また、日本アマチュアゴルフ選手権で41ホールにおよぶ熱戦の末、ベテランの田村尚之を下し、悲願の日本一に輝いた小林伸太郎(東北福祉大3年)の活躍にも期待がかかる。小林は、佐野日大在学中に日本ジュニアを制し、東北福祉大に進学。大学入学後は、思う
ような成績を残していなかったが、今年の日本アマで強豪を次々と破り、見事に日本アマを制した。小林は日本アマ終了後にナショナルチームメンバーにも選ばれ、8月のネイバーズトロフィー台湾・韓国・日本チーム選手権にも出場。強風に苦しみながらも、団体戦2位に貢献した。177センチ・75キロの恵まれた体格から放たれるドライバーショットの平均飛距離は290ヤード。
池田の連覇を阻む第一候補として有力だ。また、ナショナルチームメンバーで先のユニバーシアード銅メダリストの宇佐美祐樹(日本大1年)、永野竜太郎(東北福祉大1年)、柴田健太郎(東北福祉大1年)ら、1年生勢も、虎視眈々と初優勝を狙う。
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