先週までタイのバンコクで開催されていたユニバーシアード競技大会に出場していた永野竜太郎(東北福祉大1年)、池田勇太(東北福祉大4年)、宇佐美祐樹(日本大1年)安本大祐(東北福祉大3年)は、激闘の疲れからか、苦戦のラウンドとなった。
本選手権3連覇を狙う池田は、ユニバーシアード競技大会でも納得がいくゴルフが出来ずに帰国。巻き返しを図ったが4バーディー・3ボギー・1ダブルボギーと池田らしからぬ出入りの激しいゴルフで、1オーバーパー。30位タイと出遅れた。8番のダブルボギーはOBによるもの。「疲れている」の一言を残すのが精一杯だった。
池田と同じく、1オーバーパーで30位タイとなったのは
、ユニバーシアード大会で個人戦銅メダルに輝いた宇佐美。10番スタートの宇佐美は、「ショットが悪くて、流れも悪くなってしまった」というとおり、前半をノーバーディー・3ボギーで終える。「後半は、巻き返さないと」と疲れが残る体に鞭を入れた宇佐美は、なんとか2バーディーを奪って、ユニバーシアード競技大会銅メダルの面目を保った。「今日は、前半でもたついたけれど、良く耐えられたと思う。明日は、スタートから良いプレーをして、速く流れに乗りたい」
永野は、8月初旬に三好CCで開催されたネイバーズトロフィー台湾・韓国・日本チーム選手権、ユニバーシアード競技大会と連戦で、疲労困憊の様子。「足腰に疲れが残っていて、ショットがぶれてしまう」とぼやいていたが、そこはJGAナショナルチームのエース格。4バーディー・3ボギーの71にスコアをまとめ、11位タイで第1ラウンドを終えた。「今日は、なんとか耐えたという感じ。ゴルフ自体の調子より、明日以降も体力が続くのかが心配です」
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