6位タイで第2ラウンドをスタートした宮里政志(専修大2年)がショットの不調に苦しみながらも、好調なパットでピンチをしのぎ、1アンダーパー71でホールアウト。通算3アンダーパー・141ストロークで9位につけた。10番スタートの宮里は、12番でティショットを左に曲げるミスでボギーが先行したものの、16番ではティショットに3番ウッドを使い、手堅くバーディーを奪ってパープレーでハーフターン。後半1番パー5ではグリーン右のバンカーから「いつ以来か記憶にない」チップインイーグルを奪う。3番で7メートルを決め、このままスコアを伸ばすかと思われたが、ショットへの不安が拭いきれない宮里は、4番でティショットをまたもや左にミス。このホール4オン・2パットのダブルボギーを叩いてしまった。「ティショットが左へのミスばかり。後半は、3番ウッドと2番アイアンを多用して、なんとか堪えました」と苦笑い。「ショットが悪いことは、わかっているので、大きくスコアを落とさないように狙い所を絞っています」と、手の内を明かした。「このコースは、何度もプレーしているので、癖はわかっている。パットのフィーリングがいいので、安心しています。ショットの調子が戻れば、もっと攻めていきます」と明日への意気込みを語った。
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