横峯さくらが2アンダーパー8位タイ不動裕理が1アンダーパー16位タイと、女子プロゴルフツアーを牽引する実力者2人がともに好位置で第1ラウンドを終えた。
深いラフを警戒していた横峯は、「ドライバーショットが思うようにいった。イーブンパーで回りたいと思っていたけど、貯金ができた」と明るかった。バッグに7番ウッドと9番ウッドを入れて成功。「ラフに入った時を前提に“ラフに入れたらこの2本がある”と思うと気が楽で、ディーショットがうまくいった」のだ。好スタートに気を引きしめた。「明日も明後日もイーブンパーでまわりたい。ラフに入れるとコースが変わってしまうから」警戒をゆるめなかった。
2004年大
会優勝の不動は、再三ティショットをラフに打ち込みながら、堅実なプレーでパーをセーブする貫禄の内容だった。「パットはいまいち。ティショットをラフにいれながらアンダーパーは上出来」と語る。唯一の誤算は、前週今季初の予選落ちで勘がにぶったのか、17番のパー3でティショットをミスしたボギー。このボギーに悔いが残るのか、表情はもうひとつ冴えなかった。「コースは頭に入っているし、攻め方はわかっているのにうまくいきませんね」3年ぶり2度目タイトルなるか。
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