この日、19歳の大学生プロ、服部真夕とのペアリングでラウンドした佐伯三貴は「大学生時代に何度か一緒にプレーした仲ですが、私より若いので勢いがあって、いい刺激を貰いました」と謙虚な先輩ぶりを口にした。しかし、プレー内容は格段に佐伯が上で、4バーディー・1ボギーの69をマーク、1オーバーパー73の服部に貫禄差を見せつける結果だった。なにしろ、今年のプロ参戦4試合目のフジサンケイ・レディスで優勝、セントアンドリュース・オールドコースで行われた全英女子オープンでは7位に入る日本人最高成績の実績を持つだけに、先輩として恥ずかしいプレーを見せる訳にいかないのだろう。
「このタイトルは子供の頃からの目標でした。最後まで折れない強い気持ちで頑張りたい」と意欲を見せた。
|