静かに71・71のスコアを並べ、秋晴れの土曜日となったこの日、美人プロと実力で大勢のギャラリーを引き連れるラウンドとなった古閑美保が途中まで快進撃をみせた。5番でボギーが先行したが、6番、9番をバーディーとしてアウト1アンダーパー、通算3アンダーパーにしたからだ。インにターンしてもさらに2つ伸ばして迎えた14番でボギー、続く15番をダブルボギーとして、急ブレーキを自らかけてしまったのだ。「あれはあきらかにクラブ選択のミス。ピンが手前エッジから23ヤードと奥だったので5番アイアンを選んだのですが、本当は6番で良かった。奥のラフに外し、アプローチをミスしてからの3パットですから」と15番のクラブ選択を悔やんだ。快晴となったこの日、風も強く、グリーンが見る間に速くなった午後のプレーではピン位置が奥でも、ピン手前にボールを乗せるのが鉄則のようだ。「明日はミスしないように安全策で行き、チャンスを待つようにします」と方針転換を宣言した。
|