イーブンパーの7位タイで向かえた最終ラウンドをボギーなしの4バーディーでホールアウトしたニッキー キャンベルは「パッティングがステディだったおかげ。今日のゴルフは90点台ね」とクールな表情のまま答えた。187センチ、57キロというスリムな体型で、飛ばないがオースドックスなスウィングを武器に、2003年から日本ツアーで活躍するカナダ生まれのオーストラリア人プロ。デビュー年の2003年日本女子オープン(千葉CC野田)で3日目に「67」のベストスコアを出しているから、その再現を意識したに違いない。「ピンの位置が手前にあるホールが多く、距離が短くなってプレーしやすかった」という。「でも、バックナインでノーバーディでは駄目ね」と、4年前と同じ3位のランクに不満顔だった。
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