10位タイスタートの稲田一男は、ベストスコアタイの70でホールアウト。中野に1打遅れての2位入賞を果たした。稲田は1番で1メートルを沈めてバーディースタートを切ると、4、5番で連続バーディーを奪うなど前半は35。「前半で1アンダーパーでホールアウトできて、気持ちが楽に」なって、後半も2バーディー・1ボギーにスコアをまとめた。「昨日からドライバーショットの調子は良かった。不調だったアイアンショットが今日になって復調したのが、好スコアの要因かな。今日のゴルフは計算通り」と満足げに話す。来年70歳になる稲田がミッドシニアに出場するのは今年が最後となる。「最後のミッドシニアで70というスコアが出せたことで、自信がついた。来年に望みが持てる」と、早くもその目は、来年のグランドシニアに向けられていた。
|