シニアゴルフ日本一を決める日本シニアオープンゴルフ選手権競技は25日、熊本・くまもと中央カントリークラブ(6965ヤード・パー72)に108人が参加して第1ラウンドを行った。
昨年の賞金王、室田淳がボギーなし、6バーディーの6アンダー66で単独トップに立った。室田は「日本シニアオープンと意識せず、自分のゴルフをすることに集中できたのが良かった。」と今日のプレーを振り返えった。昨年最後まで中嶋常幸と息詰まる優勝争いを見せながら1打差で涙を呑んだ室田、悲願の初優勝に向けて最高のスタートとなった。
2打差の2位には飯合肇が4アンダー68で続き、3打差3位には3年ぶり4度目のタイトルを目指
す高橋勝成がつけた。大会3連覇を目指す注目の中島常幸は背筋痛に苦しみながらも丁寧にパーを重ねる粘り強いプレーで1アンダーパー71の5位と大会3連覇に向けて好スタートを切った。
本大会最多優勝(4回)を果たしている青木功は3バーディー、3ボギーの72でアマチュアの鵜木伸久や、ティーチングプロから参戦した村田俊宏らと並んで11位タイと好位置につけ、尾崎健夫、シニアルーキーの湯原信光は1オーバー20位、賞金レーストップの友利勝良は2オーバー74で34位とやや出遅れた。
本大会最年長出場を果たしていた霍本謙一は、ホールアウト後腰痛を訴え、第2ラウンドを棄権することとなった。
明日も7時30分から107人のトップシニアプレーヤーによる熱戦が繰り広げられる。
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