九州オープン2連勝など”準地元”の吉村金八が通算4アンダーパー4位タイと好調。「雨が降って、グリーンで球が止まりやすくなり、パー5で3つもバーディーがとれた」ギャラリーの応援も熱く、気合いが入った。インスタートの10番パー5をバーディーとし、14番も6メートルを入れた。折り返したあとの1番では惜しいパットを外しパーに終わったが、5番でアプローチを1メートルにつけるバーディーは見事だった。
「日本オープンは難しさを楽しむ試合。ティショットから攻略に気を使い、クラブ選択や集中力が試される。僕は、見た目はいい加減だが、根はまじめ。真面目なプレーは向いているんです」とアピール。昨年は9位に入るな
ど「レギュラー時代から日本オープンの成績は悪くない」と自信もほのめかした。四国・高知出身。鰹の一本釣り漁船に乗り込んだ経歴を持つ異色のプロゴルファー。
シニア入りした5年前にタバコをやめて、現在86㌔。当時より12キロ増と太めの身体でパワーアップした今大会は面白い存在だ。
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