ゴルフ史上、稀にみる大逆転。熊本県のくまもと中央カントリークラブで行われた日本シニアオープンの最終ラウンド。首位から6打差5位からスタートした青木功は、8バーディー・1ボギーの7アンダー65で通算12アンダーパーで逆転優勝を飾った。
首位を行く室田淳が72とスコアを伸ばせず立ち止まった間に、65歳の青木は最終ホールで6メートルのバーディーパットをねじ込む65をマーク。公式戦初のエージシュートを達成する派手なフィニッシュだった。優勝年齢65歳1か月28日は01年大会、小林冨士夫の持つ57歳3ヶ月を上回る大会史上最年長記録。今大会、10年ぶり5度目の優勝で、史上最多優勝記録を達成した。3日間
首位の室田は1バーディー・1ボギーとスコアが伸びず2年連続の2位に終わった。3位は尾崎健夫、4位には飯合肇が入った。高橋勝成は74とスコアを崩し、7アンダーパーの5位。3連覇を狙った中嶋常幸は6位に終わった。
ローアマチュア争いは激戦の末、鵜木伸久が2オーバーパー、全体の26位と健闘。初出場でタイトルを獲得した。3年連続ローアマチュアを目指した﨑山俊紀は1打及ばずセカンドアマ、大川重信がサードアマとなった。
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