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競技報告
【期待の古田は132位T、森は22位Tと奮わず】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
古田幸希
「世界ジュニアでは、石川君に勝ちたい」というコメントを残して、現地に飛び立った古田幸希。練習ラウンドでは、ややショットが乱れていたが、今日は、しっかりと調整して万全の調子で第1ラウンドを迎えた。スタートの1番でいきなりボギーを叩いたものの、その後は好調なショットで確実にパーオンし、5番で3パットのボギーを叩いた以外は、スコアを崩す前兆は見られなかった。古田本人も「練習ラウンドより調子が良い。気持ちの上でも、自分のプレーが出来ていた」しかし、好事魔多しという言葉通り、14番で古田に思いもよらぬ不運が待ち受けていた。手応えを残したティショットがバンカーレーキにあたってハザードに入り、このホールをボ
森桜子
ギーとすると、続く15番ではティショットが木に当たり、またもやハザードに。このホールをダブルボギーとした古田には不運が続いてしまう。続く16番もティショットを木に当ててハザードに打ち込むと、バンカーからのアプローチはライが悪く、グリーンを大きくオーバーするなど、トラブルに。このホールだけで4ストロークもスコアを落とした古田は、17番もボギーを叩いてしまう。終わってみれば、ノーバーディーの82と古田自身も信じられないスコアとなってしまった。
「16番のティインググラウンドに立つまでは、このまま最後までいけると思っていた。16番もショットは完璧だったのに…。風を読み間違えて、頭の中が真っ白になってしまった。今の調子で、このスコアは本当に信じられない」と放心状態で、この日のラウンドを振り返った。しかし、「惜しいパッティングもたくさんあったし、ナイスショットがバンカーレーキにあたってハザードに入ったり…運がありませんでした。明日は、運さえ引き寄せられれば、良いスコアを出せると思います」と気持ちを入れ替え、パッティングの調整に足早に練習グリーンに向かっていった。

女子チームで唯一人世界ジュニア初出場となる
森桜子。独特なパッティンググリップを採用するなど柔軟な発想と、恵まれた体格から繰り出す安定感溢れるショットで、世界ジュニア初出場初優勝を目指している。1番、2番とバーディーチャンスを迎えたものの、パッティングが決まらない森は、3、4番で連続ボギーと苦しいスタートを強いられる。「アイアンの調子が悪かった。パーオンしたホールは、全てパーセーブ出来たのに、グリーンを外したホールは全てボギー以上を叩いてしまった」と悔やむ森。7、8番でもこの日2度目の連続ボギーを叩くと、後半の10番では3パットのダブルボギーと、この時点で6オーバーパーとスコアを崩す。「10番を終えた時には、このままではいけないと思い、焦ってしまったが、平常心を保ってパーをセーブしていけば、いつかはチャンスが来ると思っていた」という言葉通り、その後は、14番で残り77ヤードを30センチにつけて、初バーディー。15番では6メートルを沈めて見せた。圧巻は、最終18番。3打目を10メートルにつけると、出だしはフックで、ホール直前でスライスする難しいラインを読み切って、バーディーフィニッシュ。3バーディー・4ボギー・1ダブルボギーの77。首位と5打差の22位タイに踏みとどまった。「6オーバーパーから3つスコアを取り戻せたのは、自信になった。アプローチの距離感も今日のラウンドで、だいぶ掴めたし、明日はパーオンを積み重ねて、余裕を持ってプレーをしたい。そして、確実にスコアを伸ばせるように頑張りたい」

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