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競技報告
【森田が爆発力を発揮し、2位タイに浮上】
第2日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
「ショット・パットとも調子は悪くない。この調子でプレーできれば絶対にアンダーパーは出せる」と話していた森田理香子が、その言葉通り完璧なゴルフで一気に2位タイに順位を上げた。この日の森田は、1番で2メートルのバーディーを決める幸先良いスタートを切ると、6番で5メートル、7番は12メートルを沈めて順調にスコアを伸ばす。圧巻は9番。残り210ヤードの2打目を7番ウッドでピン手前8メートルに2オンすると、これを見事に決めてイーグルを奪った。後半こそ18番の1バーディーに終わったが、ベストスコアタイとなる1イーグル・4バーディー・ノーボギーの68と持ち前の爆発力をいかんなく発揮した。「今日のラウンドでパ
ーオンを逃したのは2ホールだけ。昨日からの好調を持続できています。インコースでスコアを伸ばして、アウトコースは我慢する展開を予想していたので、結果的にアウトコースで5ストローク伸ばせたことは嬉しいです」と笑顔を見せた。それでも、森田は心から満足しているわけではない。「インコースはチャンスホールがたくさんあるのに、1バーディーしか獲れなかった。パッティングも後半は難しいラインを残してしまったし…」と、悔しがる。「アイアンショットも切れているし、ドライバーショットも安定している。パッティングの調子も良いので、明日は、このラウンドで取りこぼしたホールを確実にものにしたいと思います」と力強く語った。昨年大会の雪辱を期して臨んでいる森田。1年越しのリベンジに向けて、一歩ずつ歩みを進めている。

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