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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【森と宮里は明暗が分かれる】 |
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第2日
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競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi |
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世界ジュニア初出場の森桜子と2連覇を狙う宮里美香の第2ラウンドは、明暗が分かれる結果となった。明は森。パッティングに苦しむ森は、スタートの1番で6メートルのパーパットを外す。しかし、その後は落ち着いたプレー振りでパーセーブを重ねると、8番で4メートル、11番で1.5メートルを沈めてみせた。この日は2バーディー・1ボギーの73。1ストロークスコアを伸ばし、順位も前日の22位タイから11位タイに浮上した。「今日は、5割の確率でパーオンすることを目標にしていた。前半は全ホールでパーオンしていたので、ボギーが先行したけれど、気持ちには余裕を持ってプレーできたと思う」と安堵の表情を浮かべた。「後半でチャ
ンスホールを生かし切れなかったのが悔しい。明日は、スコアを伸ばせるホールでのプレー内容の精度を上げて、特にパー5でしっかりバーディーを獲れるようにしたい」と、明日の飛躍を誓った。
一方、暗となった宮里美香。数多くの国際試合の経験を持ち、女子チームでは絶対的なエースとして活躍が期待されている宮里。しかし、後半で1つもバーディーを奪えない展開に「自分自身でも本当にストレスが溜まったし、プレーしていて、驚いてしまった」と今日のプレー内容を振り返った。今日のラウンドは、前半で耐えて、いかに後半でスコアを伸ばせるかが鍵を握っていた。宮里は、4番でボギーが先行するものの、6番でピン奥からの8メートルの下りのフックラインを決めてイーブンパーに戻す。ここまでは、宮里のプラン通りに事は進んでいた。しかし、静かに確実に暗雲が宮里に忍び寄っていた。迎えた8番。ティショットを左にミスしてロストボールとなるトラブルでダブルボギーを叩くと、続く9番では、2オンしながら3パットのパー。この2ホールで「気持ちの切り替えと整理がつかなかった。パニックに陥ってしまって、なにがなんだかわからなくなってしまった」と悔やむ。チャンスホールが続く後半、スコアを伸ばそうと必死なプレーを続ける宮里だったが、事態は好転しない。12番で3パット、13番では下り2メートルを決められず連続ボギーを叩く。17番と18番では3メートルほどのバーディーチャンスを迎えながら、既に宮里はそれを決めるイメージを持つことができなかった。「後半、スコアを伸ばすチャンスがあったのに、ものに出来ず焦りが出て、最後まで引きずってしまった」と口に出るのは後悔の言葉ばかり。それも、チームリーダーとしての自覚からなのだろう。「今日は、スコアのことを意識しすぎて、空回りしてしまった感じ。明日は、自分のゴルフに集中して、良いイメージでプレーするだけです」女子チームのエースとして、また、日本人選手初の大会連覇を目指す宮里。このままで世界ジュニアを終われない。
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