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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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石川は、18番でイーグルを奪ったものの23位に終わる |
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第4日
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競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi |
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来年の全米オープンの舞台にもなるトーリーパインズゴルフコースに苦しめられた石川。特にパッティングに苦労し、徐々にそれがショット、アプローチにも悪影響を及ぼし、ふとため息をもらす場面も幾度か見られた。第4ラウンドも「前半は、自分のミスで流れをつかみ損ねてしまった」と悔やむように、1番でアプローチミスからダブルボギーを叩く。2番でチップインバーディーを決め、落ち着いたかと思われたが、4番で1.5メートルのボギーパットを外してしまう。しかし、石川は、9番でバーディーを奪ったことで、後半に向けて、前向きな気持ちを取り戻した。昨日のラウンド終了後、「これまで後半は38以下でプレーしたことがない。明日こそ
は攻めのゴルフで38を切ります」と宣言した石川は、11番で3メートル、15番では2段グリーンの下の段からのぼり10メートルを3パット、17番でも2メートルを外し、3ボギーと目標達成は難しいかと思われた。しかし、今年の世界ジュニアで最後のホールとなる18番で、石川の真骨頂が見られた。「17番でボギーを打った後は、さすがに堪えました。でも、絶対にあきらめないと気持ちを固め、胸の日の丸を握り締めて18番のティショットを打ちました」というショットは見事にフェアウェーを捕らえ、2打目は3番アイアンを手にする。「ここ一番で今大会のベストショットが打てたことが嬉しい」と振り返るほどの手ごたえを残した、このショットは、ピン手前2.5メートルに乗る見事なものだった。石川は、このイーグルパットを慎重に決め、目標の38を下回る37でホールアウトし、派手なガッツポーズを見せて喜びを爆発させた。「この難しいコースで4日間戦えたことが、大きな収穫です。コースから毎ホール挑戦状を叩きつけられて、それに敗れた印象ですが、もう一度、来年この場所に帰ってきてリベンジを果たしたい」と、充実感と悔しさが入り混じった表情で語った。
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