《女子チーム》宮里を中心に本選手権3度目の優勝を目指す
昨年の本選手権では、優勝の韓国に団体戦で17ストロークの大差をつけられ2位に終わった日本女子チーム。
開催国として迎える本年は、社会人1名、高校生3名の構成で大会3度目の優勝を目指します。4人の内、新井麻衣、藤本麻子、森桜子は本選手権初出場となります。
ナショナルチームメンバーとして、数多くの国際競技に出場しているチームリーダーとしての活躍が期待される宮里美香は、3年連続で本選手権日本代表に選考されました。宮里は、地道に取り組んでいる筋力トレーニングにより体力も格段に増強され、先の日本女子アマでベスト4入りを果たすなど安定した成績を残しています。
クィーンシリキットに続いての国際競技出場となる藤本麻子は、ドライバーショットが魅力の有望選手です。既に女子プロゴルフツアーでも優勝争いを演じるなど、その潜在能力は高い評価を受けています。宮里と藤本を軸に、新井、森の新鋭の活躍がきたされます。 |
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本年度の代表選手 |
新井 麻衣
福井国際カントリークラブ
今年、悲願のナショナルチームメンバー入りを果たした新井麻衣。先の中部アマを制し、日本女子アマではベスト16に入る活躍を見せました。また、女子プロゴルフツアー競技でも、上位入賞を果たすなど、好調を維持しています。本選手権が日本代表として初めての国際競技出場となりますが、チームで唯一人の社会人として、精神的主柱としての役割も期待されます。 |
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藤本 麻子
作陽高校2年
3月のクィーンシリキットカップに続いての国際競技出場となる藤本麻子。今年の中国女子アマで3連覇を果たしたほか、日本女子アマでベスト16に入るなど高校2年生ながら、国内のトップアマチュアとして注目を集める選手です。得意のドライバーショットは、平均飛距離250ヤードを誇ります。 |
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宮里 美香
興南高校3年
女子チームの中心選手として、数多くの国際競技に出場している宮里美香。本選手権は、3年連続の出場となります。日本女子アマでベスト4、世界ジュニアでは4位タイと、安定した成績を残しています。厳しいスケジュールになりますが、昨年から続けている筋力トレーニングの成果もあり、体力も飛躍的に向上している宮里。エースとしてチームを牽引します。 |
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森 桜子
東北高校3年
昨年の日本女子アマチャンピオンの森桜子。本選手権は初出場となります。先の日本女子アマでベスト4入りを果たし、トップアマチュアとしての地歩を確実に固めています。世界ジュニアでは、最終ラウンドにスコアを崩し、16位タイと不本意な成績に終わりましたが、2度目の日本代表となる本選手権で、リベンジを目指します。 |
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沿革 |
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日本・韓国・台湾の3ゴルフ協会は、ナショナルチームの選手強化と国際親善を目的に2000年まで日本と韓国、日本と台湾との親善競技を開催してきました。
その後、3協会間でアジアアマチュアゴルフ界を牽引するナショナルチームが互いに切磋琢磨する場を設け、アジア地域のゴルフ界の更なる発展に寄与するとの共通認識が生まれ、2001年から3協会の親善競技を「ネイバーズトロフィーチーム選手権」として国際公式競技に位置づけ、3協会が順番にホスト国となり、毎年開催することと致しました。
記念すべき第1回大会は、日本がホスト国となり、千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部で開催し、団体戦で男子が優勝、女子が2位となりました。2度目の日本開催は2004年。兵庫県の宝塚ゴルフ倶楽部・新コースを舞台に行われ、日本チームが男女とも団体・個人両部門を制しました。ホスト国として迎える3度目のネイバーズトロフィーチーム選手権。日本チームの健闘が期待されます。 |
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開催コース紹介 |
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三好カントリー倶楽部・西コースは、J・E・クレーンの設計により、1961(昭和36)年に開場しました。
丘陵地に配された18ホールは、適度なアンジュレーションと点在する池を利用したレイアウトで、松林でセパレートされた難コースとして、国内男子ツアー競技の会場にもなっており、ゴルフファンにも馴染み深いコースです。
同倶楽部では、過去に日本オープンゴルフ選手権競技(1965年)、日本女子オープンゴルフ選手権競技(1998年)、日本アマチュアゴルフ選手権競技(1972年、1978年)、日本学生ゴルフ選手権競技(2002年)、日本シニアゴルフ選手権競技(2004年)が開催されています。 |
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