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競技報告
【伊藤が-1で首位と4打差の4位タイ。宇佐美は+1で7位タイにつける】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
伊藤勇気(日本大学2年)
ワールドカップコースの特徴を掴んだ練習ラウンドで、「距離が短く、5か6アンダーパーは出せる」と目論んでいた伊藤勇気。その言葉通り、前半は好プレーを見せた。2番(パー5)で120ヤードの3打目をピッチングサンドで80センチにつけてバーディーを奪うと、6、7番でともに100ヤード以内のアプローチショットをピンに絡めて連続バーディー。3アンダーパーで後半に向かう。

しかし、このままバーディーを積み重ねようとした矢先の11番(パー5)でティショットを右のラフに打ち込んで、それまでの良い流れが途絶えてしまう。2打目でグリーンを狙ったショットは、無惨にも池に打ち込み、このホールをボギーとすると、次第にパッティングの調子も狂い出す。12番こそ3メートルのバーディーチャンスを決めたが、13番で50センチ、16番では2メートルのパーパットを外し、この日は1アンダーパーでホールアウトした。

「グリーンは読みづらかったけれど、前半はショットの調子も良く、好スコアを出せた。後半、11番でボギーを打ってから、徐々にショットが曲がり始め、スコアを伸ばせなかった。このスコアは悔いが残ります」と、悔しがる。「明日は、まず短いパットを確実に決めて、リズムを作りたい」トップとは4打差の4位タイと好位置で第1ラウンドを終えているだけに、首位浮上の鍵を握るパットの練習に余念がなかった。

宇佐美祐樹(日本大学1年)
宇佐美は、「今日はパープレーを目標にしていた。前半で良い流れを掴めれば、アンダーパーも狙えると思っていた」と話すが、1番で幸先良くバーディースタートを切ったものの、直後の2番をボギーとすると、3番で4メートル、4番で3メートルのバーディパットを惜しくも決められず、5番で再びボギーを叩いてしまう。「前半の2ホールのチャンスを獲れていれば…違った結果になったと思う」と後悔する宇佐美は波に乗りきれないまま、後半のプレーに入った。

10番で1メートルのバーディーを決めイーブンパーにスコアを戻した宇佐美だったが、12番で2打目をグリーン手前バンカーに打ち込むと、この球が目玉となる不運もあって、ボギー。16番でこの日3つ目のバーディーを決めたが、17番は、2打目をミスして4メートルのパーパットを決めきれず、1オーバーパーでホールアウトした。「今日の結果は、残念です」ホールアウト後、宇佐美は開口一番今日のプレー振りを悔いた。

「前半で軟らかい地質と芝の違いに対応しきれず、ウェッジのショットが自分の思ったとおりに打てなかった。ホールによって、距離の違いが極端なコースで、短いホールでスコアを伸ばしたかったけれど…」と唇を噛む。それでも、首位と6打差の6位タイと上位に踏みとどまった宇佐美は、前を向く。「明日は、攻めるホールと守るホールをきっちりと決めて、集中したプレーを見せたい」伊藤とともに、上位で第1ラウンドを終えて、昨年大会の日本勢の雪辱に明日の巻き返しを誓った。

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