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競技報告
【宇佐美が7バーディーを奪う猛攻で2位タイ入賞。伊藤は9位タイに終わる】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
宇佐美(10月ノムラカップ時写真)
宇佐美祐樹(日本大学1年)
「明日はアンダーパーでホールアウトできるように頑張りたい」昨日のラウンド終了後宇佐美祐樹は、そう言い残して練習場に向かった。そして迎えた最終ラウンド。宇佐美はその言葉通り、5~6メートルのチャンスを「自分でも恐いくらい」にことごとく沈めて、7バーディー・1ボギー66の大会ベストスコアをマーク。6位タイから2位タイに順位を上げて、溜飲を下げた。

2番で4メートルのバーディーパットを決めたのを皮切りに、3番4メートル、4番で6メートルを沈めて3連続バーディー。6番こそこの日唯一のボギーを打ったが、7番3メートル、8番1メートルと連続バーディーで前半を32で終える
伊藤(10月ノムラカップ時写真)
。後半も11番で5メートル、15番7メートルを決めて2バーディーを奪った。好調だったパッティングは、宇佐美に精神的な余裕をもたらし、昨日まで苦しんでいたティショットで「3番ウッドを多用して、確実にフェアウェイに打つ」マネジメントで、好スコアに結びつけた。

しかし、2位タイ入賞も宇佐美は嬉しさ半分、悔しさ半分の表情を見せる。「昨日までで、もう少しマシなプレーが出来ていれば、優勝できたかと思うと、もったいない」偽らざる気持ちを吐露した。3日間スコアが伸び悩んだのは、「洋芝の硬いグリーンとフェアウェイの軟らかい地質に戸惑った」ことが原因だが、国際競技では本大会のようなコンディションが殆どなことを宇佐美は知っている。「このコンディションでスコアを出すにはパッティングが重要ということを実感した。この試合で、国際競技での戦い方が少しは理解できたのかなと思う」

今年1年、ユニバーシアード競技大会で個人戦銅メダルを獲得したものの、その実力からすれば不本意な成績に終わった宇佐美。次代の日本代表のエース候補の1人がこの試合で掴んだものは、大きい。来年の飛躍に期待がかかる。


伊藤勇気(日本大学2年)
伊藤勇気は、最後までパッティングに苦しんだ。この4日間、好調なアイアンショットは、ピンに絡み3メートルほどのバーディーチャンスは数知れず。しかし、これを決めきれない。グリーン上で天を仰ぎ、首をかしげ、苦悩の表情を何度浮かべたのだろうか。

最終ラウンド。1、2番で3メートルのバーディーパットを外した伊藤は、3番で4メートルから3パットのボギー。5番も1.5メートルを外して2ボギー。17番では2打目をミスしてダブルボギーを叩いてしまった。この日、3つ奪ったバーディーは全て1メートル以内。ショットの調子と反比例してホールに嫌われ続けた4日間。それでも、伊藤は「自信を掴んだ」と言う。「これだけチャンスを逃しても、最後まで腐ることなく、何度もバーディーチャンスを作ることが出来た。今年最後の試合ということもあって、自分がどれだけのプレーが出来るのかを試しているところもあって…最後まで集中力を切らさずにプレーできたことは、結果に繋がらなかったけれど、成長していることが実感できた」特に強調したのは、最終18番。ダブルボギー直後のこのホールで、2打目をバンカーに打ち込むピンチを迎えながら、しっかりとパーセーブした。「最後のパーは、次に繋がると思う」国際試合で無類の強さを見せてきた伊藤。本大会の結果は、到底納得できるものではなかったが、自分に残されている成長の糊代を自覚できたことが唯一の救いだった。


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