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競技報告
【谷口、横尾、増田は本選に向けて、気合いを入れる】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
谷口徹
横尾要
昨年に続いて、セクショナルクオリファイング通過を果たした谷口徹は、午前の1ラウンドを2バーディー・1ボギーの71でホールアウト。続く第2ラウンドも71にスコアをまとめ、通算2アンダーパーで2年連続本選出場権を獲得した。「先週、丸山大輔選手と共倒れだった。彼とは本選で必ず会おうと話していた」と笑顔を見せた。本選に向けて意気込みを聞かれると、「全米オープンは、死にもの狂いで頑張らないといけない。もうちょっと若い人に行って貰いたいというのもある。僕が行くというのは恐縮。行けば違う目で見られる」と冗談を話しながらも、一瞬勝負師の鋭い目を輝かせた。
本選出場権を獲得した2人目は、横尾要。1999年大会
増田伸洋
で全米オープン初出場を果たした横尾は、練習ラウンドで故ペイン・スチュアート選手と一緒にプレー。彼が不慮の事故で命を落とした後には、トレードマークのニッカボッカを身につけて、哀悼の意を表した。この1999年大会は、第1ラウンドで一時リーダーボードの一番上に名前が乗り、自分の自信にも繋がった。全米オープンへの思いは、誰にも負けない。「自分は4大メージャーで全米オープンにしか出場していない。その厳しさは、身にしみているけど、可能性がないわけじゃない。最後まで耐えるだけ」と闘志を燃やす。「このコースは、素晴らしい。コンディションも佇まいも、明日にでもトーナメントを開催できる雰囲気を持っている。今日は、気持ちよくプレーできた」とコース関係者への感謝の言葉を残した。今年は、不本意な成績が続いているが、決して調子が悪いわけではなく、「自分のゴルフに自信を持っているけれど、空回りしているだけ」と、全米オープンを機に巻き返しを期す。
最後の一枠に滑り込んだのは、セクショナルクオリファイング初出場の増田伸洋。増田は、午前を2アンダーパーでプレーすると、後半は73とスコアを落としながらも、ギリギリで本選出場権を獲得した。「最終ホールのパーパットを沈めて、本選出場を知りました。スコアの状況がわからなかったし、自分ではあと2つ3つバーディーを獲らなければと思っていた」と、安堵と喜びの入り交じった表情で語った。増田は、全米オープンはおろか、アメリカでの試合も初出場。伊澤利光が主催する合宿に参加した際に、「メジャー競技の中では、全米オープンが一番いい。ナイスショットにはギャラリーが良い反応を示してくれるし、一度は経験しないと」と言われ、セクショナルクオリファイング出場を決意。見事に出場権を得た。


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