同伴競技者がうらやむほどの飛距離を誇る三木逸子が、ノーバーディーながら4ボギーと耐えるゴルフで小林とともに4オーバーパーの2位タイにつけた。砲丸投げの選手として活躍した三木の飛距離は、同伴競技者が「三木選手の4番アイアンの飛距離が私たちのドライバーと同じくらい」と舌を巻く。
練習ラウンドでは、好調なショットもあってアンダーパーをマークしていたが、“パット・イズ・マネー”の格言通り、パッティングに苦しんだ三木にとってノーバーディーは不本意だった。「アドレナリンが出すぎていたのか…」パー5では全て2オンも狙える位置にティーショットを運んでいながら、2ホールでボギーを叩いたのが悔やまれる。それでも、昨年大会はスタートで躓き、7位タイに終わっただけに、3打差の2位タイには、「まだ、逆転が狙える位置だし、満足している」と前向きな気持ちを見せる。明日、その圧倒的な飛距離で日本女子ミッドに続く2つ目の日本タイトルを手中に収めるのか、注目が集まる。
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